本日紹介する食材は蝦夷アワビです。
ほかのアワビとくらべると細長く平たい殻の輪郭はほぼ長楕円形で殻の表面にしわが多いのが特徴で、殻の色は茶褐色、黒褐色、暗緑色と様々です。
北海道では日本海側と噴火湾に分布し、一般的には水深10mより浅い潮通しのいい岩礁域に生息します。
他のアワビと比べると小さいですが、北海の荒磯で鍛えられているため身のしまりがよく、コリコリとした歯ごたえが楽しめます。
この蝦夷アワビを当店はランチのシェフおすすめコースではアワビをソテーしスライスしたものを自家製の手打ちパスタ タリオリーニの上にふんだんに散らします。ディナーでは同じくシェフおすすめコースの1皿目のパスタ 冷製スパゲッティーの周りに四角く模りちらしてご用意します。是非お召し上がりの際は蝦夷アワビのコリコリとした食感をお楽しみください。
ご来店お待ちしています。
鈴木
こんにちは。
ソムリエ志村です。
残暑厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
そんな季節には、涼しいダイニングで
少しずつ秋の空色に移ろいつつある景色を眺めながらのお食事などおすすめです。
美味しい食事をご堪能いただいた後はヨーロッパの習慣を見習い
ディジェスティーヴォなどいかがでしょう?
アンティカ・オステリア・デル・ポンテではお食事を締めくくるのにふさわしい
さまざまな食後酒をご用意しております。
今回はミラノ本店より届いた少し珍しいものをご紹介いたします。
Biondi Santi Moscatello
720ml ¥50,000
トスカーナの銘醸酒ブルネッロ ディ モンタルチーノを作り上げた名家ビオンディ サンティ。
城壁に囲まれたモンタルチーノはブルネッロが作られる以前はデザートワインの産地として知られていました。
今ではほとんどの農家がブルネッロに移行 していますが、ビオンディ サンティ家も同様に公式にはデザートワインの生産を行っていません。
ただ、ごく少量プライベートのためにデザートワインを生産していました。
それがこの写真のモスカテッロです。
年号表記が無く生産年は不明ですが、おそらく1960~70年代頃のものだろうということです。
とにかく希少です。
Ora da Re 1932
375ml ¥46,000
1932年ヴィンテージのマルサラです。
あるワイナリーに一樽だけ埋もれていたものを近年発見し、ボトリングしたものです。
深い赤レンガの色調を呈し、
カラメル、焙った木の実、クリの木の香り。
味わいは複雑で心地よく上質、
この年代と信じさせない強さ。
終わりを見せないナッツのフレーバー。
とても特別なワインです。
それぞれ超限定品です。
こんな素晴らしいディジェスティーヴォで締めくくるお食事は素敵な思い出になりそうですね!
そろそろ本格的な夏も終わりを告げようとしている今日この頃…皆様はどうお過ごしでしょうか。
夏らしい出来事は出来ましたでしょうか?
当店では、皆様が暑い夏でも快適にコース料理を楽しめる様、これまでもこれからも精進してまいります。
さて、夏が終わり、次にやってくるのは秋です。秋と言えば、
食欲の秋、芸術の秋と、様々な楽しみ方があります。
私はもっぱら芸術の秋。と言っても、木々の紅葉を眺める程度ですが…。
日本は嬉しい事に四季があり、自然界では様々な顔を見せてくれます。
当店から眺める景色も、四季により様々な形に変化いたしますので、その移り変わりを楽しみながら、当店自慢の料理を楽しんで頂けたらと思います。
ご来店、心よりお待ちしております。
斑目 則之。
こんにちは、皆さんお暑い中いかがお過ごしでしょうか?
又そんな中、当店までご来店いただいているお客様誠に有難うございます。
さて、ただいま当店では夏に相応しいコースを提供いたしております。
こちらのコースは全国各地からの食材を使っています。
たとえば山梨県都留市で作られる炭野菜。
特徴としては土に間伐材の炭を混ぜて土壌を改良し、
炭の持つミネラル成分や炭に住み着く微生物の作用により
栄養豊富な野菜になっています。
福井県鯖江市の吉川ナスや沖縄県石垣島で獲れるアカジン(クエの仲間)や
豚肉ではもろみ豚など本土にはあまり出回ってない
希少な食材を取り扱っています。
まだまだこれからも暑い日がつづきますが
ご来店スタッフ一同心よりお待ちしております。
旬の食材を食べてこの暑い夏をのり切りましょう。
遠山
Buonasera!
ソムリエの志村です。
再び夏の暑さが舞い戻ってきましたね。
アンティカ・オステリア・デル・ポンテでも
24金のダイス(パスタを作る機械の口金)でつくられた
冷製のスーパースパゲッティにアワビを取り合わせたものなど
涼を感じていただけるメニューをご用意しております。
さて、この頃お食事中にカメラや携帯電話で
お料理の写真を撮影されるお客様がよく見受けられます。
ご記念になるものですので当店でも大歓迎です。
その際事前にスタッフにお尋ねになってから撮影されるお客様には
周りのお客様のお食事の雰囲気をこわさぬよう、
これらのことをお伝えしております。
*フラッシュを使用しての撮影
*操作音
*席をお立ちになっての撮影
*他のテーブルのお客様の映り込み
以上4点をお控えくださいますようお願い申し上げます。
・・・ のようにです。
もちろん、そのようにお伺いなさるお客様には
改めて申し上げるほどのものではないのですが・・・
雰囲気もレストランの重要な要素の一つ、
素敵なお客様の集まるお店でサーヴィスできることに日々幸せを感じずにはいられません。
いつもありがとうございます!
Ci vediamo!!
志村
7月19日より夏の新メニューをご提供させて頂いておりますが、お召し上がり頂けましたか?
本日は、お越し頂いたお客様からご好評頂いております特選食材もろみ豚についてご説明させて頂きます。
まだお越しになってらっしゃらないお客様も是非ご参考までに・・・。
もろみ豚は石垣島特産の豚で、飼料に泡盛のもろみ(酒粕)を加えて丹精に育てているそうです。
その肉は臭みが少なく、脂身にも甘みがあります。
山梨の甲州ワインビーフも飼料にワインの搾りかすを加えているそうですが、特別な餌を与えられ、丹精に育てられた肉が美味しくない筈がありません!
農家の皆様のご苦労にはいつも頭が下がります・・・。
そんなもろみ豚をつかった逸品がこちら「石垣島産もろみ豚ヒレ肉に柔らかく火を入れました 福井県・鯖江市の伝統野菜吉川ナスのピューレとフレッシュトマトと共に」
ランチのデグスタシオンコースやアラカルトでお召し上がり頂けます。
ご来店お待ちしております。
Eiki Okawara
7月も中旬になり、暑い日が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日はアンティカ・オステリア・デル・ポンテで飾り皿やコーヒーカップなどに使っているブランドメーカー「villeroy&Boch」についてお話させて頂きます。
「ビレロイ&ボッホ」は創業から260余年で、世界で最も歴史のある陶磁器メーカーのひとつでございます。
ドイツ人のフランソワ・ボッホが1748年に創業し、その後フランス人のニコラ・ビレロイと事業を統合を行い、「ビレロイ&ボッホ」と社名を変えました。
ドイツの技術とフランスの感性が融合し、美しさと耐久性を高次元で両立させた商品は、現在、世界中で高い評価を得ています。
掲載した写真に写っているのが当店で使っております「ビレロイ&ボッホ」の商品のひとつでございますが、
この下皿は「ビレロイ&ボッホ」のお皿にシェフ・サンティンの知人の画家が丹精を込めて一枚一枚描いたお皿でございます。
繊細で鮮やかな色で描かれた花は、料理を映えさせて、優雅な一時を演出してくれます。
御来店お待ちしております。
遠藤
皆様こんにちは。
梅雨も明けすっかり夏ですね。
夏に飲みたいワインといえばやっぱりスパークリングやすっきりとした白ワイン
ですね。
スパークリングなら今の季節ならプロセッコが気分ですね。
最近イタリアでもブーム中で瓶内2時発酵でつくった
タイプや辛口に仕上げたタイプが人気らしいです。
この季節、自分では昼下がりにテラス席で飲んでるイメージですね。
またトレントのスパークリングワインなどもいいと思います。
果実味を全面に出すタイプよりも、酸とミネラルでバランスをとるタイプですね
白ワインならば、ピエモンテのガヴィの様な切れ味の
ある酸があるワインがこの
季節には美味しいですね。
今年の夏は暑くなりそうですが、美味しい食事とワインで乗り越えましょう!
ソムリエ 田井直樹
段々と気温も上がり、蒸し暑い日々が続いている中、
皆様はどうお過ごしでしょうか?
やはり、夏は暑いです。外出する気も失せ、家でマッタリと過ごす事も多いと思います。
ですが、夏ならではの体験もあります!
夏と言えば、海!プール!スイカ!カキ氷!花火!
と、様々な行事や食べ物が盛り沢山です。
極め付けは何と言っても夏祭りだと私は思います。
交際相手や、仲の良い友人、または家族でなど…
屋台のカキ氷を食べながら、夜空に上がる打ち上げ花火を見る…オツなものを感じますね。
ぜひ、皆様も外へ出て、暑さなど忘れる位の思い出を残せればと思います。
そして、当店にも足を運んで頂ければ幸いです。
斑目 則之
今日は黒にんにくについて書きたいと思います
ニンニクの歴史は古く、さかのぼること紀元3000年も前。ニンニクは当時から薬として愛用されてきました。古代エジプトではピラミッドをつくるために、ニンニクを活用したといわれています。ニンニクの疲労回復効果で、あの大きなピラミッドを作ったというわけです。ニンニクは立派な民間薬だったのです。
ニンニクは、このように歴史的に古い食材です。
そのニンニクを熟成して仕上げたのが『黒にんにく』というわけです。
この黒にんにくは熟成されたことによって、1つの特徴を紹介します。
それはニンニクには特有のニンニク臭があります。多くの人はこの臭いが嫌でニンニクを毛嫌いしますが、しかし黒にんにくは違います。
黒にんにくには、ニンニク特有の臭みはありません。
その理由はニンニクを熟成させて、黒にんにくにしたことによって、ニンニク臭の原因であるイオウ化合物を除去するのに成功したからです。「ニンニクは好きだけど、でも口臭が気になる…」という方には黒にんにくがお勧めなです。
その黒にんにくで子羊をじっくりとマリネしてからローストしたお肉料理をディナーのグランメニューグルマンのコースで出しているのでお食事中にこの話を思い出していただけると嬉しいです。
それではお持ちしています。 鈴木