本日はアンティカ・オステリア・デル・ポンテ芸術部の近況をお伝えしたいと思います。
私たち芸術部の活動はと申しますと、時々休憩時間にメンバーが集まり決まったテーマで描画します。
作品が出来上がりましたらお互い見せ合いながら批評し、画力の向上をはかっております。
その中でもとりわけ異彩を放っておりますのがF画伯の作品です・・・
それでは先日の作品を実際にご覧頂きたいと思います。
テーマ「象」
まずは私、大川原の作品です
続いてはK氏
人面です・・・
そしてF画伯の「象」
象です・・・。
少しだけF画伯の狂気・・・いや、芸術性に触れて頂きましたがいかがでしょうか?
それでは別の日に描いた作品もご覧頂きたいと思います。
テーマは「犀」
まずは私の作品です。
何も見ずに描いたわりにはまずまずではないでしょうか?
続いてはN氏の作品
少しアニメチックですが、意外な実力を見せてくれました。
そしてF画伯「犀」
犀・・・?本人が言ってますのでサイで・・・しょう・・・・。
やはり絶対的な個性は強いですね。
私もより一層研鑽する所存でございます。
Eiki Okawara
北イタリアピエモンテに、
アルネイスというワインがありますが、このブドウは
ワイン用の品種としては、
珍しく現地では食用としても栽培されているんです。
通常ワイン用のブドウは、
酸度が高い為、殆んど食用にはなりません。
アルネイスは、酸度が低い為、現地では食べられています。
この品種は、一度絶滅したのですが、ヴィエッティと
ブルーノジャコーザを中心とする生産者チームによって復活しました。
近年イタリアでは、ピエモンテのティモラッソやプーリアのウーヴァディトロイアなど土着品種を復活させるのが流行のようになりました。
アルネイスは、アーモンドのようなほのかな香りと
特徴的なのは、ほこりっぽい香り
(ヨーロッパではほこりっぽい香りというのは、肯定的な表現)
味わいもスッキリというよりは、酸がおだやかでフルーティな感じです。
ちょっと冷やしてみれば、
春先から夏にかけて美味しいのでは!
田井
春本番に向けて日々暖かくなる毎日ですが桜が満開になるのも待ち遠しいものですね。
では、前回に引き続いてトスカーナ州のワインに注目していきたいと思います。
今回は銘醸赤ワインBrunello di Montalcino です!!
シエナの南6㎞の波状に広がる丘陵のエリアで造られるこのBrunello di Montalcino に使用されるぶどうは、サンジョヴェーゼ種のクローンでもあるサンジョヴェーゼ・グロッソを100%用いて醸造されます。
イタリアを代表する偉大なワインでありその法定熟成期間は、最低50ヶ月以上、内オークの樽によって最低2年間の熟成とリリースされるまでに長い熟成期間が義務付けられています。
リゼルヴァクラスでは最低62ヶ月以上と更に長い熟成が必要となります。
Brunello のお話をする上で忘れてはならないのが、生みの親でもある『Biondi Santi』です。
19世紀末頃の当時のオーナーである“フェルッチョ・ ビオンディ ・サンティ“は、イタリア統一で活躍したある人物の活動に参加し、仕事を終えたあと自分の所有するブドウ畑に戻ったときに病害にやられて荒れ果てたブドウを目の前にして「畑を取り戻すには病気に強い品種でなければ」と選び抜いたのがサンジョヴェーゼ・グロッソだと言われております。
そんな中1888年初めてのBrunello が生まれました。
このBiondi Santi が自社畑の“Tenuta Greppo“から生み出す偉大なBrunello di Montalcino は良年には100年の熟成にも耐えうると言われているほどです!!
そんなBiondi Santi のワインを身近に味わえるのがこちら…
Sassoalloroです!!
Brunello di Montalcino ではございませんが、同じサンジョヴェーゼ・グロッソから造られるこのワインは果実味豊かでスミレの花を思わせる華やかさがあり、渋みも柔らかく若いうちからでもお楽しみ頂けます。
その他にも当店では、様々な造り手のBrunello di Montalcino をご用意しております。
良質なブルゴーニュのワインにも引けをとらない華やかさが魅力的で、バリック樽は一切使用しないとゆうこだわりの造り手、Case Basse の“Brunello di Montalcino Soldera“
カリフォルニア最大のワイナリーRobert MondaviとトスカーナのFresco Baldiによるジョイントヴェンチャー“Luce“を生み出したLuce della Viteがトスカーナで完璧なワインを作るというコンセプトで造られた“Brunello di Montalcino Luce “
トスカーナの名門、Antinoriが造る“Brunello di Montalcino Pian delle Vigne“
どれも素晴らしいものばかりです!!旬の素材を使ったお料理と共にぜひご賞味くださいませ。
大石 誠
フランスロワール河流域から山羊のチーズが届きましたー。
クロタン・ド・シャヴィニョルです。
こちらのチーズはしっとりしていて優しい味わいの「ドゥミセック」と美しいグレーのカビに覆われた、シャヴィニョルのファンが最も愛してやまない状態の「ブルーモワール」と当店では2種類のシャヴィニョルがあります。
一緒に召し上がって味の違いを確かめると面白いです。
藤本
久しぶりの更新となりますワイン紹介でございます!!
では、今回は中部イタリアのトスカーナ州よりお届け致します。
トスカーナと言えば、レオナルド・ダヴィンチやミケランジェロなどの著名な芸術家の生まれ故郷としても知られ、芸術の都フィレンツェを州都に構えています。
トスカーナを代表するブドウ品種と言えばやはりサンジョヴェーゼ種です。トスカーナ原産で、16世紀頃から栽培されてい品種で、その名前の由来はラテン語の“Sangius(血液)“と“Joves(ジュピター)“の合成語に由来しており、出来上がるワインの色合いは鮮やかな赤色をしているのが特徴です
またワインには果実の香りや、スミレの花の香りなどが表れやすく、飲み口の柔らかい軽めのものから酸味と渋味の構成がしっかりとフルボディタイプのものまで幅広く造られます。
サンジョヴェーゼ種から造られる最も有名なワインと言えばChiantiがよく知られております。
フィレンツェとシエナの間に位置するキャンティ地区で造られる赤ワインで、軽くて飲みやすいものが多く肉料理に合わせて日常的によく飲まれます。
また古くから伝統的に造られてきたエリアではChianti Clssicoとして線引きされ別名称でリリースされています。
Chianti とChianti Classico を見分ける違いは…
Chianti Classico のボトルの瓶口の部分には黒い雄鶏(ガッロ・ネロ)のシールが貼られているのです!!
では、次回予告は『銘醸ワイン Brunello di Montarcino』をお送り致します!!
大石 誠
イタリアサッカー、セリエAもリーグは終盤。
優勝チームも1位ミラン(勝ち点54)、2位ユーヴェ(51)、3位ラツィオ(48)、4位ウディネーゼ(46)、5位ナポリ(43)の
どこかに絞れてきたようです。
個人的にはナポリにマラドーナ時代以来、22年ぶりの優勝をして貰いナポリっ子の歓喜の爆発が見たいところです。
しかし今シーズンのナポリはチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出し、強豪チェルシーを破るなど快進撃を続け、
元々少ない選手層ながらセリエAの試合との掛け持ちで主力選手の疲弊は顕著です。
大黒柱であり世界最強クラスのストライカー、ウルグアイ代表のカバーニが金満チームとなったイングランドのマンチェスター・シティに
強奪される事はなんとか避けられましたが、カバーニが怪我でもしようものならナポリの攻撃力は一気に下がります。
ナポリにとって首位と11ポイントも離れたセリエAの優勝は現実的ではないかもしれません。
それならいっそチャンピオンズリーグで優勝して貰い、やはりナポリの街は大爆発!喜び過ぎて海に落ちる人(でも笑顔)!!
振る舞われるピッツァ(でも有料)!!!飲み過ぎて道で寝るオジサン(でもいつも)!!!!と・・・見てみたい・・・ナポリで。
4位ウディネーゼもナポリ同様、昨シーズンの得点王ディ・ナターレに頼る面が大きく、プロヴィンチア(地方の小クラブ)としては
文句ない戦いぶりですが、クラブの初優勝には届かないでしょう。
3位のラツィオはというと、こちらもドイツ代表のクローゼが抜けると別なチームになってしまいます。
日本代表の本田が加わっていれば得点力も上がりタメが創れチーム力は増し、・・・何より私が見たかった!セリエAの本田を!!ハァ・・・
2位のユヴェントスはスターは少ないものの、就任1年目のユーヴェOB監督コンテは堅実でまとまったチームを作り上げて
優勝戦線に絡んできています。
なにしろセリエA25試合を終えた現在13勝12分無敗、チームの総失点は16点でダントツ最小ですが総得点38点はリーグ6位。
堅い、硬い、固い、まるで古き良きイタリア・カルチョのカテナッチョ(1-0で勝つ事を最高とする守備的なサッカー)です。
こんなチームが来季のチャンピオンズリーグでレアル・マドリーやマンチェスター・シティなどの攻撃力抜群のチームと対戦して欲しいものです。
1位のミランもスウェーデン代表で世界最強のフォワード、イブラヒモビッチに依存している感はありますが、
やはりミランはビッグクラブです。
各国の代表選手がベンチに控え、他チームを圧倒する選手層でリーグを戦い抜く事でしょう。
というわけで独断と偏見に満ちたセリエA優勝予想はミランかユーヴェ!・・・優勝希望はナポリ。
フツーで無難ですね。
それでは・・・読んで下さった方ありがとうございました。
Eiki Okawara
先週は、用事がありお休みをいただいて香港へ行ってきました。
香港にいっても気になるのはイタリアンとワインの価格!というわけで、あるホテルのイタリアンに!
最初にグラススプマンテを
頼みワインリストを見ていると、まず最初に見るのは、シャンパーニュのノンミレジメの値段(シャンパーニュのノンミレジメは
生産量と供給量が安定しており、世界中ほぼ価格差が
ないと言われている)
日本とほぼ同じか、若干安い位
でも一部の有名な造り手の物やスーパートスカーナの
物は、日本の約半額とか、
半額以下
何故こんなに安いの?とイタリア人のカメリエーレに聞いてみると、輸入する際の関税がかからないとか、安いという事。(語学力なくてスイマセン)
物によっては、イタリアより安いよ~と言ってました。
流石はタックスへイブン、
あと歴史的な円高もあると
思いますが。
香港はアジア最大のワインマーケットを目指していることもあり、(世界最大のワインマーケットは、ロンドンとニューヨーク、まるで金融市場みたい)
いろいろなワインがありました。
田井直樹
イタリアではコーヒーといえばエスプレッソのことを指し、日常的に親しまれている飲み物です。
日本でもデザインカプチーノとともに、親しまれつつあります。
しかし「濃い」「苦い」「少ない」といったイメージのせいで敬遠する方もいるのではないでしょうか?
これらのイメージは間違ってはいませんが、ちょっと誤解されていると思います。
「濃い」というイメージ。→実はカフェインの量は少ない。
コーヒー豆に含まれるカフェインはエスプレッソ用に深く焙煎される際にかなり揮発してしまいます。
さらにエスプレッソは圧力をかけ急速に抽出するため、ゆっくりと落とすドリップコーヒーより溶け出しにくくカフェインの量は少ないのです。
しかもこの抽出方法により、コーヒー豆に含まれる成分はドリップコーヒーよりも多く溶け出します。
濃いというよりもコーヒーの旨みが凝縮されているというのが正しい表現だと思います。
「苦い」というイメージ。→素直にお砂糖を入れましょう。
無糖で飲むのは気分をシャキッとしたい時だけで、一般的にエスプレッソは砂糖を入れて飲むものです。
砂糖の甘み、コーヒーの苦味、酸味の調和を楽しんでください。
少し多めに入れて最後に溶け残ったお砂糖をスプーンですくってデサートのように食べるのもオススメです。
「少ない」というイメージ。→食後に丁度いい量なのです。
実はカフェインには消化を助ける作用があり、お腹が満たされた食事の後にはコーヒーの旨みが凝縮されたエスプレッソがぴったりです。
「濃い」「苦い」「少ない」というイメージは、つまり「少ない量の中にコーヒーの旨みが凝縮された美味しいエキス」ということなのです!
ぜひ、お食事の後には美味しいエスプレッソをお試しください。
中尾 翔
今日は、今が旬の黒トリュフと白トリュフの違いは?という疑問をスッキリしてみたいと思います(^o^)!
白トリュフは加熱などせず、生のまま料理に使用します。一番贅沢な食べ方は目玉焼きにスライスした白トリュフをのせた料理といわれます。この料理ではスライスしたての白トリュフから漂う妖艶な香りが鼻で、そして口に入れた後も存分に楽しめます。白トリュフは味や食感よりも『香り』を味わう食材です。
反対に、黒トリュフは料理に使う際も多くの量を使用します。様々な食材とも相性がいいので、白トリュフよりも加工に便利です!料理に加わる香りは白トリュフより控えめですが、やはりトリュフ特有の香りはありますし、みじん切りにした時のコリコリとした食感も楽しめます。 この2つのトリュフは希少価値も異なりますが、やはり楽しみ方も大分違っています。 また、黒トリュフについてはサマートリュフとウインタートリュフの2つに分けられ、サマートリュフは6月~11月。ウインタートリュフは11月~3月が旬です。この2つの時期の黒トリュフは切った時の断面の色で違いが分かります。サマートリュフは薄い茶色で断面の模様がはっきりと見え、ウインタートリュフは黒に近い茶色をしているのが特徴です。
簡単な説明になってしまいましたが、みなさん少しスッキリ出来ましたか(^o^)v?
以上!スッキリしようのコーナーでした~♪
Taiki Suzuki
寒さが厳しい日が続きますね。乾燥しやすい天気でインフルエンザも流行っています。体調も崩しやすくなっているのではないでしょうか? 気分がすぐれない方がいらしたら食後の飲み物にハーブティーのカモミールをお勧めします。 カモミールの語源はギリシャ語で「大地のリンゴ」を意味します。リンゴのようなやさしい甘い香りをさせる植物で、4千年以上前のバビロニアではすでに薬草として用いられていたと言われ、ヨーロッパで最も歴史のある民間薬とされています。 効果は ・ 安眠、リラックス、疲労回復に作用する
・ 風邪の初期症状や月経痛を緩和する
・ 歯肉炎や口臭予防に役立つ
・ 抗酸化作用でガン予防&老化防止&アレルギー症状の緩和 カモミールティーには体を温める作用があるので、ヨーロッパでは子供の風邪対策として利用されています。また、体を温めることで女性特有の悩み(月経痛など)を緩和することができます。 カモミールは別名「マザーリーフ」と呼ばれているらしく、意味は「母親みたいに優しい」ハーブです。お食事の最後に次の日も快適に過ごすために最後はカモミールで締めくくってみてはどうでしょうか? 食事の前でも暖かい飲み物もお持ちできるので気軽にお申し付けください。
SUZUKI