先日、デルポンテのワインリストが、全20州を取り揃えてるということで、大使館から表彰、楯の贈呈式に
行ってきました。
イタリアワインの魅力というのは、その味わいの多種多用性。
国土が南北に長く、冷涼なエリアから、温暖なエリア
まであり、また生産しているタイプも多い。
是非デルポンテにお越しの
際は、味わいの違いをお楽しみ下さい。
ちなみに、楯は入口に飾っています!
田井
始めまして、今年の新入社員
遠藤ヒトシです!
初めてのブログですので、自己紹介させて頂きます‼
母が中米エクアドルで父が日本人の好青年です‼‼
好きな事はダンスとサッカー
勉強のためのお酒です。
自分の中で心得てることがありまして、好きな言葉でもあり
大事にしてることがあります。
それは、
「与えた恩は水に流し
受けた恩は石に刻む」って言葉です。
先輩にもらった言葉で話すと長いので、やめときます!
日課は音楽聴きながら新聞読んで、朝の退屈な時間を過ごしてます。
ここら辺で自己紹介を終わりにしまして、
まだまだ学ぶ事がいっぱいですが一つ一つの仕事に責任をもって頑張りたいと思います!
遠藤
おかげさまで当東京店も今年でオープン10周年を迎えることができます。
これもひとえにお客様のご愛顧の賜物によるものと感謝いたしております。
この10周年の記念に合わせまして、ミラノのアンティカ・オステリア・デル・ポンテ本店のオーナーシェフである
エツィオ サンティンが10月に来日することが決定いたしました!
久々の来日が決定し、スタッフ一同待ち遠しいと同時に身の引きしまる思いです。
以前の来日の際にお食事されたお客様などからは、「料理の各素材が際立ち、ハーモニーが増す。」とご称賛いただきました。
イタリアで2番目にミシュランガイドの三ツ星を頂戴したシェフ・サンティンは厨房に立つだけで料理がおいしくなるようです。
今回を逃すと次はいつになるかわかりませんので、10月のご予定に是非ご検討くださいませ!
詳細が決まり次第また当ホームページ上などでアナウンスさせていただきます。
志村
シャトー ド ファルグ 1985年
ソーテルヌの貴腐ワインで、あの世界3大貴腐ワインの一つ“ディケム”のオーナーの所有するシャトーです。
公式な格付ワインではありませんが、ディケムの雰囲気を楽しめるワインとして識る人ぞ識る人気の名シャトー。
ねっとりと深みのあるやわらかい上品な甘み、色々な花の蜜を集めたはちみつやサフラン、ローストしたナッツやブリオッシュの香り。
27年経って飲み頃を迎えた素晴らしいエッセンス。
その充分に熟成した1985年ヴィンテージを贅沢にも
そのままゼリーにしてお料理に使用してしまおう!
という素晴らしい企画。
バチあたりそうです。
合わせられる食材は、貴腐ワインとの相性が定番のフォアグラです。
ソーテルヌのあるボルドー近郊にはフォアグラの名産地もある為、古くから一緒に楽しまれてきた食材です。
近日公開予定です。
お楽しみに!!
志村
梅雨に入りジメジメした天気がつづきますね。
店内も湿度がたかいです。
そんな中で食後に温かい飲み物は避けたいなと思われてるかたに朗報です。
アイスコーヒー、アイスティーございます。
食後にご用意できますのでお気軽に注文してくださいね。
鈴木
今週のメインダイニングの花もアーティスティックです。
エルムレスとアーティーチョーク、アンスリウムで構成されています。
天に向かって伸びる様が生命力を感じさせますね。
エルムレス
分類:ユリ科 学名:eremurus エレムルス属 原産:中央アジア
名前の由来は、ギリシャ語の「砂漠」と「尾」から来ているそうです。乾燥・耐寒に強く、マイナス15度でも育ちます。
アーティーチョーク
分類:菊科 学名:Cynara scolymus( Cynara : チョウセンアザミ属 scolymus : 刺(とげ)の )
Cynara(キナラ)はギリシャ語の「cyno(犬)」に由来するということです。 花のまわりのとげが犬の歯に似ていることからだそう。
砂漠、尾、犬、とげ。
抽象的な構成の花に加えて暗号のようなキーワード。
インスピレーションが湧いてきませんか?
イメージを膨らませてみてくださいませ。
志村
ブログを書かせて頂きます。
もう6月になり、個人的には春が物凄いスピードで終わってしまいました。
1年の半分が過ぎて、既にやっておけば良かったと思うことばかりです!
まぁ、過ぎたなら仕方ない、来年に繰越します!
この時季になりますと、梅雨により、カビや食中毒なども増えてきます。
空は曇ってるのに、いつもよりキレイにしなければならないと思うと憂鬱にもなると思います。
北海道の方々は梅雨を知りませんからねー、羨ましいです。
実は小笠原諸島も梅雨入りが無いそうです。
同じ日本でも不思議です。
梅雨入りすると、気温が高く湿度も高くなります。
人は汗で体温を調節しますから、気温が高く汗を流して冷ましているのに、湿度が高いため蒸発せず調節できない、これが蒸し暑い!
っと表現されます。
そして、大概の方々が不快になるそうです。
まぁ、当たり前ではあるのですが。笑
不快の具合は、不快指数で表され例えば、
温度29℃、湿度70%になると不快指数は、80になるそうです。
日本人は、77を越えるとダメらしいので…
梅雨は家族で喧嘩がおおくありませんか?
苛立つのは、皆さん同じです。
当たらず触らず、じっと体温調節に励みましょう。笑梅雨の喧嘩は長引きます!
早く夏になってもらいたいですね~。
曇っていた空も、パッと清んでいくんでしょう。
突然ですが、なぜ自分の上は濃い青色なのに、遠くは白っぽく見えるのか、ご存知でしょうか?
それは次のブログに書かせて頂きます。
川崎 裕太。
今回はお客様に大変人気のあるフランス・ブルゴーニュ地方のウォッシュタイプのチーズ「エポワス」を紹介します。
エポワスの誕生は15世紀頃ブルゴーニュの中心に位置するコート・ドール「金の丘」と呼ばれる丘陵地のエポワス村に住み着いた修道士によって創られました。
そしてこのチーズは農家に伝わり、そこの農婦により製法に改良の手が加えられていきました。
19世紀初頭にはパリにも運ばれ、食通のブリヤ・サヴァランが「チーズの王様」と絶賛したといわれています。
しかしエポワスは第二次世界大戦時に生産農家が減少していき、一時は消滅の危機もありましたが、一人の男の情熱で見事よみがえっています。ロベール・ベルトー氏です。
ベルトー氏は幼い頃から見ていたエポワスを復活させたいと強く思い、酪農技術学校などの知識ではなく、農婦からエポワスの作り方を一から学びました。
そうして昔ながらの濃厚で強烈な印象を残す「伝統のエポワス」が復活を遂げています。
またベルトー社のエポワスのパッケージにはエポワス村にある城壁が記載されています。
エポワスの特徴は、ぶどうの搾りかすを蒸留して作ったお酒マールで表皮を洗いながら熟成していきます。
この熟成によって細菌が作る赤い色素により表面はオレンジ色へと変化していきます。中身はねっとりしていて旨みが凝縮している味わいです。
当店のお薦めのチーズの一つエポワス。
是非お試し下さい!
藤本
こんにちは!!デル・ポンテのワイン達のブログ更新でございます。
先日ついに、日本中が待ちに待っていた東京スカイツリーが開業いたしましたね。
当店からお眺め頂ける景色にもやっと夜の夜景にライトアップされたスカイツリーが仲間入りいたしました!!
イタリア固有のブドウ品種を紹介しておりますが、しばらくトスカーナのお話が続きましたのでちょいと寄り道したいと思います。
トスカーナ州でChianti、Brunello di Montalcino ときましたら、お次はもちろん『スーパートスカーナ』でございます!!
このスーパートスカーナ、ご存じの方も多くいらっしゃるかとは思いますがイタリアのワイン法において格付けは下位クラスのI.G .T や V.D .Tに位置付けされています。
ワイン法のお話はいずれしたいと思いますが、いわゆるテーブルワインのカテゴリーに分類されています。
しかし、市場では法律上で最上級にあたるD.O.C.G.クラスのワインBarolo やBrunello di Montalcino、ボルドーの5大シャトー、ブルゴーニュのGrand Cru などのワインと同等、もしくはそれ以上の価格で取引されています!!
では、そんなスーパートスカーナを代表的なところからご紹介いたします。
まずは、『元祖スーパートスカーナ』として揺るぎない地位を築いているTenuta San Guidoが生み出す“Sassicaia“です。
トスカーナの方言で“小石の多い土地“の意味をもつSassicaia はティレニア海に面するトスカーナ州マレンマ地方のボルゲリ地区で造られ、ボルドーワインを好んでいた故マリオ・インチーザ・デッラ・ロケッタ侯爵によって植えられたカベルネ・ソーヴィニヨンが始まりだと言われております
この苗木はなんと、フランスのCh.Lafiteのロスチャイルド家より贈られたそうです。
実はこの侯爵イタリア人なのに大のフランスワイン好きだったみたいです。
ここボルゲリ地区は土壌の性質とカベルネ・ソーヴィニヨンの相性が良いため今では広く栽培されています。
同ボルゲリ地区のTenuta dell’Ornellaiaもカベルネ・ソーヴィニヨン主体の”Ornellaia”を生産しておりますが、こちらはボリューム感のあるふくよかな果実味が特徴のリッチなスタイルです!
こちらのワイナリーがメルロー種100%で仕込む『トスカーナのLe Pin』との呼び声も高い”Masseto”も圧巻です。
そして、トスカーナの名門でもあるAntinoriは”Tignanello”と”Solaia”を生み出しています!!
Tignanello はサンジョベーゼを主体にカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたモダンなワインです。
Solaiaはカベルネ・ソーヴィニヨンをメインにサンジョベーゼがブレンドされていますが、フランスのボルドー地方のカベルネ主体のモノとはまた違った素晴らしさが感じられます。
こちらのSolaia は、Antinori社の最高峰のワインです!!
トスカーナ州のキャンティ・クラシコ地区ではMontevertineがサンジョベーゼ100%で”Le Pergole Torte” を生産しています。
前オーナーのセルジオ・マネッティは、当時のワイン法で義務付けられていたChianti に白ブドウをブレンドすることを嫌い、V.D.T.という下位格付けでリリースされるにも関わらずサンジョベーゼ種のみの醸造にこだわり続けて1977年に造られたのがこのワインです!!
ラベルには毎年違った美しい女性の顔が描かれており、見た目にもエレガントで、香り豊かな華やかな味わいです!!
最後にご紹介いたしますのは、トスカーナのFrescobaldi とカリフォルニアのワインの父 Robert Mondaviのジョイントベンチャー Luce della Viteによって造られます“Luce “ です!!
国境を超えたこのコラボレーションは伝統と革新の最高レベルでの融合によって世界最高のイタリアワインを造るという信念のもとに結実され、モンタルチーノの優良地でもあるカステル・ジョコンドで栽培されるサンジョベーゼ・グロッソとメルローから造られています。
イタリアの言葉でLuce とは“光“を意味しており、ラベルには燦然と光り輝く太陽がデザインされています
。
赤く輝く太陽と12本の炎をもつコロナは、神によって人類に与えられた光を表しているそうです。
どれも生産者のこだわりとワインにかける情熱や思いのたくさん詰まったものばかりです!!
じっくりと時間をかけてグラスをかたむけてみたいものです。
大石 誠
今日はスカイツリーのグランドオープンです!
デルポンテからも全体像とはいかない迄も第一展望台より上の部分を見る事が出来ます。 惜しい!
これからは特に夜景に華やかさが増し、2月に開通したゲートブリッジと合わせ、ちょうど窓のハジからハジまで東京東部の光の絨毯を挟み込むようにしてライトアップされています。
スカイツリーのライティングは二種類あり、
ブルー系のクールな”粋”は心意気を示し、
パープル系の”雅”は優雅な江戸紫に金箔をあしらったイメージ
という事で、一日毎に切り替わるそうです。
これからまた楽しみが増えます!
志村