皆様、こんにちは
朝晩も涼しくなり、すっかり秋の気配を感じます。
秋といえば食欲の秋ということで、食材もポルチーニやトリュフ、日本なら松茸、またカステルマーニョなどのチーズやジビエも
そうですね。
秋に飲みたいワインは、やっぱりこれらの食材にあうワイン、赤なら熟成した
ボルドーやピエモンテのバローロの香りも土っぽさが出ている物やあとはオススメが北イタリアヴェネトの
アマローネなどもいいと
思います。
アマローネは陰干ししたブドウで造るのでアルコール
度数も高めでしっかりとした味わいのワインでジビエとの相性も抜群で最近では
アメリカなどで大人気です。熟成するとシラーの
様な風味になります。
スパークリングワインや
シャンパーニュなら少しコクのあるタイプなどもいいと思います。
日本のいいところは四季がはっきりしているところで、それぞれの季節に美味しい物があると思います。
是非季節の食材をたのしんで下さい。
ソムリエ 田井直樹
今回は当店でも使っているパスタを少し 紹介いたします。
ヴェリー二はイタリア アブルッツォ州に あります。
ヴェリー二の歴史は古く約110年以上前から 初代のルイージ・ヴェリー二氏から代々 引き継がれているパスタメーカーです。 このパスタのこだわりとしてはパスタの 原料デュラムセモリナ粉や職人技に あります。
セモリナ粉は自社畑で栽培されたものか オーナー自身が選び抜いた最高級小麦 しか使いません。
職人技
職人の手により口金を使って形成する 事により、生地表面に凹凸が出来て 色んなソースに絡みやすくなります。
そしてゴールドライン
ヴェリー二がジュエリー作家のサンドロ セッチア氏とコラボレーションして 発明した24金の口金で作るパスタ
他のと ちがい、独特の質感とほのかな甘み、 口当たりがよく、生パスタのよう。
また他より小麦の味わいが感じられる パスタです。
遠山
本日紹介する食材は蝦夷アワビです。
ほかのアワビとくらべると細長く平たい殻の輪郭はほぼ長楕円形で殻の表面にしわが多いのが特徴で、殻の色は茶褐色、黒褐色、暗緑色と様々です。
北海道では日本海側と噴火湾に分布し、一般的には水深10mより浅い潮通しのいい岩礁域に生息します。
他のアワビと比べると小さいですが、北海の荒磯で鍛えられているため身のしまりがよく、コリコリとした歯ごたえが楽しめます。
この蝦夷アワビを当店はランチのシェフおすすめコースではアワビをソテーしスライスしたものを自家製の手打ちパスタ タリオリーニの上にふんだんに散らします。ディナーでは同じくシェフおすすめコースの1皿目のパスタ 冷製スパゲッティーの周りに四角く模りちらしてご用意します。是非お召し上がりの際は蝦夷アワビのコリコリとした食感をお楽しみください。
ご来店お待ちしています。
鈴木
こんにちは。
ソムリエ志村です。
残暑厳しい折、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
そんな季節には、涼しいダイニングで
少しずつ秋の空色に移ろいつつある景色を眺めながらのお食事などおすすめです。
美味しい食事をご堪能いただいた後はヨーロッパの習慣を見習い
ディジェスティーヴォなどいかがでしょう?
アンティカ・オステリア・デル・ポンテではお食事を締めくくるのにふさわしい
さまざまな食後酒をご用意しております。
今回はミラノ本店より届いた少し珍しいものをご紹介いたします。
Biondi Santi Moscatello
720ml ¥50,000
トスカーナの銘醸酒ブルネッロ ディ モンタルチーノを作り上げた名家ビオンディ サンティ。
城壁に囲まれたモンタルチーノはブルネッロが作られる以前はデザートワインの産地として知られていました。
今ではほとんどの農家がブルネッロに移行 していますが、ビオンディ サンティ家も同様に公式にはデザートワインの生産を行っていません。
ただ、ごく少量プライベートのためにデザートワインを生産していました。
それがこの写真のモスカテッロです。
年号表記が無く生産年は不明ですが、おそらく1960~70年代頃のものだろうということです。
とにかく希少です。
Ora da Re 1932
375ml ¥46,000
1932年ヴィンテージのマルサラです。
あるワイナリーに一樽だけ埋もれていたものを近年発見し、ボトリングしたものです。
深い赤レンガの色調を呈し、
カラメル、焙った木の実、クリの木の香り。
味わいは複雑で心地よく上質、
この年代と信じさせない強さ。
終わりを見せないナッツのフレーバー。
とても特別なワインです。
それぞれ超限定品です。
こんな素晴らしいディジェスティーヴォで締めくくるお食事は素敵な思い出になりそうですね!
そろそろ本格的な夏も終わりを告げようとしている今日この頃…皆様はどうお過ごしでしょうか。
夏らしい出来事は出来ましたでしょうか?
当店では、皆様が暑い夏でも快適にコース料理を楽しめる様、これまでもこれからも精進してまいります。
さて、夏が終わり、次にやってくるのは秋です。秋と言えば、
食欲の秋、芸術の秋と、様々な楽しみ方があります。
私はもっぱら芸術の秋。と言っても、木々の紅葉を眺める程度ですが…。
日本は嬉しい事に四季があり、自然界では様々な顔を見せてくれます。
当店から眺める景色も、四季により様々な形に変化いたしますので、その移り変わりを楽しみながら、当店自慢の料理を楽しんで頂けたらと思います。
ご来店、心よりお待ちしております。
斑目 則之。